早速ですが、「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」のアップデートを行いました。
取り上げた銘柄は、連続増配年数が20年以上の銘柄。
2025年6月末時点の配当利回り順のリストが以下となります。
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左から、銘柄名(コード)、連続増配年数、配当利回り、予想PER、PBR、株価となっており、連続増配年数が20年以上の銘柄の出典元は「ザイ・オンライン編集部 (2023年12月2日公開)」。
但し、例えば3月決算会社の場合は2025年3月期決算発表時に公表された直近の配当をベースに連続増配年数をアップデートしています。
配当利回り1位ですが5月に引き続き5月に新たに仲間入りした同業のみずほリース(株)(8425)。
【特色】旧興銀系、みずほFGの顧客基盤活用。みずほFG、丸紅の持分会社。持分会社にリコーリース
【連結事業】リース・割賦93(4)、ファイナンス6(54)、他1(16) <25・3>
【小幅減益】不動産向け融資や売却益が好調。リースは国内資産増加、インド子会社も堅調。航空機の売却続く。ただ人件費やシステム投資が膨張。資金調達費用も重く営業益後退。税平常化で最高純益。増配。
【資本提携】日鉄興和不動産の種類株(501億円相当)を取得し資本提携、不動産開発で連携強化。使用済み通信機器の改修やデータ消去、リサイクル担う子会社設立。
【業種】 リース・消費者金融 時価総額順位 6/16社
【比較会社】8424 芙蓉リース,8439 東京センチ,8593 三菱HCC(会社四季報より)
その名のとおりみずほファイナンシャルグループが筆頭株主であり、傘下には5位にランクインしている連続増配年数25年のリコーリース(8566)も抱えるこの銘柄。
5月13日に発表した直近2025年3月期決算は、増収(+6.0%)、増益(営業利益+23.9%、経常利益+30.1%、当期純利益+19.4%)と好調。
一方今期2026年3月期通期予想は、人件費やシステム投資、さらには資金調達費用が増加し営業利益45,000百万円(前期比8.1%減)、経常利益57,000百万円(同13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益43,000百万円(同2.3%増)と営業利益、経常利益は減益予想となっています。
そして2026年3月期の年間配当については、2025年3月期の1株当たり47円に対し2.1%増配の48円を見込んでいます。
6月末時点での配当利回りはみずほリースの4.49%に対し、同業で3位にランクインしている業界の雄、三菱HCキャピタルが4.24%とそれ程差がなく三菱HCキャピタルの今期予想当期純利益は前期比18.4%増の1,600億円を見込んでおり、今期予想配当も前期比12.5%増としていること。
さらには規模の差も考慮すると個人的には三菱HCキャピタルに軍配を上げたくなりますが、リース事業において重要指標となるROA、ROEは三菱HCキャピタルの1.2%、7.8%に対しみずほリースは1.8%、12.2%と高くみずほも捨てがたいことは確かです。
以上、何はともあれ、本リストが皆様の銘柄選びの参考になれば幸いです。
(本リストを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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