6月30日にバイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)から配当を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは前回支払い時ということで、前回同様1株当たり0.79ドルの支払いとなっています。
直近の業績ですが、4月24日にリリースした2025年第1四半期決算は前年同期比で売上はほぼ横ばいだったものの利益(調整後1株利益)は前年同期がシーマベイ・セラピューティクス(CBAY)社買収に関連する費用を計上したため-1.32ドルとなったのに対し1.81ドルとなっています。
またアナリスト予想との比較では以下のとおり売上は予想を下回ったものの、調整後1株利益は予想を上回っています。

そして注目の今期2025年の通期予想は、以下のとおり(会計基準ベースの)1株利益は前回予想から下方修正したものの、製品売上:282億ドル~286億ドル、調整後1株利益:7.70ドル~8.10ドル(24年実績に対し67%~75%増の大幅増益予想)は維持しています。

尚、新薬開発関係で現在注目のHIV(エイズ)感染症の治療薬、レナカパビルですが、6月18日に米国食品医薬品局(FDA)が、米国で初めてかつ唯一の年2回投与のレナカパビルを体重35kg以上の成人および青年における性行為によるHIV感染リスクを低減する曝露前予防(PrEP)として承認したことを発表しました。
今後の注目は現在治験中の使用頻度をさらに下げた年1回投与の治験薬レナカパビル。
こちらの方は2025年後半に第3相試験を開始する計画を発表しており、欧州医薬品庁(EMA:European Medicines Agency)に承認申請済の年2回投与のレナカパビルの結果と合わせ引き続き注目していきたいと思います。
(ここ最近これと言ったスマッシュヒットがない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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