窓際中年のつぶやき

同期との会話がかみ合わない決定的な理由

現在役職定年職という窓際にあって職場では世代間ギャップやラインを外れていることもあり周りの人と交わることがほとんどない当方ですが、そんな中唯一の息抜きというか心和む場が昼食時。

同期の一人とほぼ毎日に食事をしているのですが、一日の会話のうちの大半はここでしていると言っても過言ではありません。(汗&苦笑い)

当方が今年60歳を機にリタイアすることは先日彼には伝えており、最近は退職に関する会話が多くなってきました。

当方より年齢が上の彼の場合、雇用延長をしており60歳を過ぎても働き続けているわけですが、やはり辞めるタイミングについては考えているようです。

先日も退職の手続きの話をしていたのですが、何となく違和感を感じてしまいました。

私:「今失業手当についてネットで調べてるんだけど、定年退職って自己都合になるから一定期間は手当が出ないらしいね。」

同期:「それ俺も前に調べたけど、3ヶ月は出ないんじゃなかったっけ?」

私:「確かに前は3ヶ月だったみたいだけど、最近2ヶ月に短縮されたらしい。」

同期:「そうなんだ。でもいずれにしてもその期間は手当が出ないわけだからなかなかツラいよね。ただでさえ心もとない貯えがどんどん減るわけだから。」

私:「まあ、、そうだね。」

同期:「そう考えると給与は激減しても仕事は慣れてるしガマンさえすれば今の会社がいいのかもね。」

私:「・・・・」

同期:「いずれにしても手当が出たとしても支給期間は5ヶ月、支給が終わる前に仕事を見つけないといけないわけだから。どころでなんかあてとかあるの?」

私:「いや、、とりあえずシルバー人材センターの説明は聞こうと思ってるけど、、、」

この会話、文章だけを読むと特に違和感がないように感じるかもしれませんが、当方は本音を言うのを我慢して会話をしていました。

同期の方は退職した後も仕事を見つけ、少なくとも年金支給開始までは働かなければならない。

という大前提がある。

一方当方は退職したらもう働く気(必要)はない。

という大前提がある。

これが違和感の原因。

ただ正直に、

「実は俺、もう働かないつもりなんだ。」

とはやはり言いづらい。

なぜなら世間、とりわけ当方が住む地方(田舎)では彼のような考え方が一般的、当たり前、常識だから。

「もう働かないつもりなんだよ。」

と言ったら。

当方のだいだいの給与と妻がパートであることを知っている彼は、

「こいつは宝くじにでも当たったのか?」

「親の遺産があるのか?」

などと思うに違いない。

ではもし正直に、

「実は株式投資で儲かったんで。」

と言ったら?

決して尊敬の目で見られることがない事だけは確かでは?

それが今の日本での常識というもの。

リタイアの日が近づくにつれ、世間の目が気になり始めている自分がいることだけは確かです。

(リタイア後に関しての同期との会話にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. おおきなわっか より:

    おはようございます”正直者”様
    おおきなわっかです。今回のブログの内容は私の数年後を想い起される事案かなと思いメールしました。米株投資に出会って資産は着々と膨らみ、私も同級生と話をするとやはり60歳超えても働き続ける話題となりました。人それぞれなのでそこは「お互い頑張ろう」となりましたが、やはり私自身に「ゆとり」があると違うなと感じました。”正直者”様同様になるかわかりませんが私の退職後は仕事せずセカンドライフのエンジョイでこれまでとは180度違う生き方をと考えています。失礼しますm(_ _)m

    • naobito より:

      おおきなわっかさん
      おはようございます。
      お元気そうで何よりです。
      資産は着々と増加しているとのこと、おめでとうございます。
      おおきなわっかさんも気持ちに変化が生じているのですね。
      やはりそこはゆとりがそうさせているんでしょうね。
      セカンドライフでのエンジョイに向けお互い頑張りましょうね。

  2. ひろー より:

    おはようございます。

    僕は死ぬ一日前まで仕事していたいと思う人種なので、正直者さんとは相容れないですね。。。
    数千万円のお金を相続してもなんか嬉しくなく、むしろこれ以上の金額を一年で稼ぐ!って決めてしまったので。。。
    (なんか普通の人とちょっと感覚が違うんだと思います)
    株式投資と副業と本業の三軸で資産形成をしていきます。

    • naobito より:

      ひろーさん
      おはようございます。
      仕事が好きだなんて本当にうらやましいですしそれに越したことはありません。
      ただ株式投資はそんな人間にも生きる道を与えてくれたと思っており、自分にとってある意味人生を変えてくれた存在です。

  3. とらんぷ8 より:

    こんにちは
    楽しく、読ませてもらってます。
    正直者さんの生き方、共感する部分大いにあります(^^)
    ただ、羨ましいのは、配当金が300…
    自分はまだそのレベルでは無いので、今は、日々のやりくりを気にかけてつつ羽伸ばしです^_^

    奥様が二号保険者で有れば、どちらの保険組合か教えてもらい、直接電話等で扶養に入る為の条件、書類を集めておくと良いですよ、そして奥様を通じて会社に手続きを依頼することになりますから。
    肝心なのは、奥様の会社には、手続きのみで経済的負担はゼロと言う事をお伝えすることが、自分の場合は妻へも伝え頑張ってもらいました。

    余計な事をすみません(^^)

    • naobito より:

      とらんぷ8さん

      こんにちは。
      健康保険に関するアドバイスありがとうございます。
      助かります。
      今後もいろいろ教えてください。

  4. ウィニングチケット より:

    おはようございます。
    地元に根付いていらっしゃるがゆえの
    気遣いや周りの視線が大変ですね。

    私は数年毎に全国を旅する転勤族ですので
    周りの目もそこまで気にせずに
    投資に全力投球の日々ですっ

    会社の若い子達と
    有り余るお小遣いを使って
    美味しいお酒を飲ませつつ
    投資の手ほどきや未来の潮流について
    意見交換するのが楽しい日々ですっ

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      こんばんは。
      ウィニングチケットさんは社交的でうらやましいです。
      さらに潤沢なお小遣いもあるわけでまさに鬼に金棒ですね。

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