銘柄研究

インカムゲイン投資からの卒業? 最近クラウドストライクに惹かれています

これまでインカムゲイン投資一辺倒で来た当方ですが、このあたりでそろそろグロース株投資も、ということで以前ドキュサイン(DOCU)を紹介したわけですが、実はもう1社気になっている銘柄がありまして。

それがクラウドストライク(CRWD)。

インカムゲイン投資からの卒業? 最近ドキュサインに惹かれています早いもので2008年に初めて米国株への投資を開始してから13年目を迎えます。 開始当初は明確にインカムゲイン投資、つまり配当重視の...

【会社概要】

クラウドストライク・ホールディングス(CrowdStrike Holdings, Inc.)は、エンドポイント保護のためのクラウド配信ソリューションを提供する会社である。

【事業内容】

同社の「Falcon」プラットフォームは、軽量エージェント及び脅威グラフという2つの統合テクノロジで構成される。

同社のプラットフォームは、ウイルス対策、エンドポイントの検出と対応(EDR)、デバイス制御、管理された脅威の発見、情報技術(IT)の安全管理、脆弱性管理、脅威インテリジェンスなどの一連のクラウド技術製品を提供する。

同社のクラウドモジュール製品は、「Falcon Prevent 」、「Falcon Insight」、「Falcon Device Control」、「Falcon OverWatch」、「Falcon Discover」、「Falcon Complete」、「Falcon Spotlight」、「Falcon X」、「Falcon Search engine」 及び「Falcon Sandbox」などの製品を含む。

同社の「Falcon Prevent」製品は、顧客にウイルス対策を提供し、マルウェア攻撃とファイルレス攻撃の両方から顧客に防御保護を提供する。

同社の「Falcon Complete」製品は、モニタリング、管理、対応及び修復ソリューションを顧客に提供する。

(SBI証券より)

クラウドストライクと言えば上記のとおりいわゆるウィルス対策ソフトを提供する会社ですが、ソフトのアップデートをソフトウエアの更新で行うのではなく、クラウドで行うように変えたところが画期的と言われています。

創業者は、アンチウィルスソフトを開発・販売しているあのマカフィー(McAfee)でCTO(最高技術責任者)まで務めたエンジニア。

そしてビジネスはもちろんサブスクリプション型であり、安定した収入が見込める。

ということで直近の業績を確認してみることに。

(尚、クラウドストライクは1月決算となっています。)

まず売上の推移ですが、直近2020年でも日本円換算で1,000億円程度のレベルですが、御覧のとおり高い成長率となっています。

では利益の方は?

こちらはグロース株にありがちな売上の伸びにもかかわらずきれいにマイナスの数字が並んでいるパターン。

「まあ売上が伸びているんだからいいでしょ。それがグロース株というもの。」

って確かにそのとおりなのですが、やはり当方、どうしてもこちらの数字が気になってしまう。

うーん、さすが。

御覧のとおり真の稼ぐ力を表す営業キャッシュフローとそのマージンは急激に改善、直近の営業キャッシュフローマージンは40%を超えている。

ということで、

「何とか投資資金を捻出できないものか?」

とない頭(と髪?)をさらにひねり始めた中年投資家なのでした。

(現時点でのグロース銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    おはようございます。
    数あるグロースの中でも
    CLOUDSTRIKEに目をつけられるとは
    さすがです。
    CLOUDSTRIKE、、
    ここも強いの一言ですよね。

    SQUARE
    SEA

    ①安定成長性
    ②時価総額と成長性とのバランス
    私の中ではグロースの
    中でもSQUAREとSEAは
    別格扱いしております。

    まだまだ
    将来にはなりますが
    売上成長によるPSRではなく
    EPSでPERをはかれるように
    なったころには軽く5倍〜10倍の
    時価総額に成長していると期待しております。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん

      こんばんは。
      おー、SEAはノーマークでした。
      情報ありがとうございます。
      早速チェックさせていただきます♪

  2. Rsingball より:

    以前にもコメントしましたが、私のPFは
    高配当株6割、ETF・投信3割、グロース株1割です。
    試行錯誤の結果、この割合をキープしていくのが
    私の年齢(63)で安全に資産を増やしていく投資
    ではないかと考えています。

    • naobito より:

      Rsingballさん

      Rsingballさんは1割でしたね。
      当方も年齢を考慮しあまり買い過ぎないよう十分注意するつもりです。

  3. ひろー より:

    こんばんは。

    亀ですが、クラウドサービスのビジネスを見るのには解約率(チャーンレート: Churn Rate)も見る必要があります。
    単にサブスクリプション制だから長期的に利益が見込めるというのではなく、解約率が低く、なおかつ、新規ユーザーが継続的に取り込めているクラウドサービスが素晴らしいクラウドサービスです。
    チャーンレートと言われる場合もありますし、既存顧客維持率(retention rate)として公開している場合もあります。

    AutoDeskやAdobeなんかはかなりの事業の濠が深いクラウドサービスを持っていると言えますね。

    * https://thedigitalmomentum.com/adobe-churn-and-retention-rates/
    * https://www.nasdaq.com/articles/autodesk-vs-adobe%3A-which-saas-stock-is-a-more-compelling-buy-2021-01-20

    • naobito より:

      ひろーさん
      こんばんは。
      確かにおっしゃるとおりですね。
      通信事業同様解約率が重要。
      その意味でAdobeには当方、惹かれています。

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