銘柄研究

ターゲット(TGT)買い増しの理由(2025年6月投資分)

6月の投資ですが、予定どおり全米に2,000以上の店舗を展開するアメリカ最大のディスカウントストアチェーンのターゲット(TGT)の買い増しを行いました。

ターゲット(Target Corp)は、店舗やデジタルチャネルを通じて顧客に商品を販売する総合小売業者である。

【事業内容】

ほぼ2000の店舗とTarget.comで顧客にサービスを提供する。

それは、ゲストと呼ばれる顧客に、日常の必需品とファッショナブルで差別化された商品を割引価格で提供する。

店舗の大部分は雑貨や食品の幅広い品揃えを提供する。

その商品カテゴリーには、アパレルとアクセサリー、美容と家庭用品、食品と飲料、硬貨、家庭用家具と装飾が含まれる。

170000平方フィートより大きい店のほとんどは、伝統的なスーパーマーケットに匹敵する様々な雑貨及び食糧項目のフルラインを提供する。

デジタルチャネルでは、店舗内に出店する商品を含む幅広い商品や食品の品揃えに加え、及び第三者が販売する補完品揃えも行う。

そのブランドには、「A New Day」、「Ava&viv」、「Cloud Island」、「Favorite Day」などがある。

(SBI証券より)

購入理由は以下のとおり。

・予想PERが10倍台と合理的な価格であったこと

・配当利回りが4.8%と5%近かったこと

・6月11日には執念の1.8%増配を発表したが、予想1株利益(中央値)ベースの配当性向は約50%であり、決して無理をしたものではなかったこと

・今回の買い増し後でもこの銘柄が株式資産に占める割合はわずか0.7%にしか過ぎないこと

これらが買い増しを後押ししたと言えるわけですが、もちろんこの銘柄の場合中国からの輸入が約30%を占めるなど、米国内からの調達が全商品の約半分にとどまっていることから、トランプ関税によって多大な影響を受ける可能性が高く、3月4日公表の以下通期見通し(今回見通し)の引き下げは織り込み済みでの投資。

また1月に多様性、公平性、包摂性(多様な意見や価値観、文化などを受け入れ、社会の一員として共に生きること)計画を縮小したことに対するボイコット(不買)運動の影響が長引いていることも百も承知。

現時点ではやけどをしない程度の投資額、つまり株式資産の1%、いや2%程度までであれば買い増ししても良いと考えているところです。

(配当利回り、増配年数を妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です