銘柄研究

次回購入銘柄検討 - ターゲット(TGT)か三菱HCキャピタル(8593)の買い増しを検討中

今月5月の投資ですが、投資資金は約20万円の予定となっており、現時点では全米に2,000以上の店舗を展開するアメリカ最大のディスカウントストアチェーンの米国銘柄のターゲット(TGT)か、リース大手の三菱HCキャピタル(8593)の買い増しを考えています。

ターゲット(Target Corp)は、店舗やデジタルチャネルを通じて顧客に商品を販売する総合小売業者である。

【事業内容】

ほぼ2000の店舗とTarget.comで顧客にサービスを提供する。

それは、ゲストと呼ばれる顧客に、日常の必需品とファッショナブルで差別化された商品を割引価格で提供する。

店舗の大部分は雑貨や食品の幅広い品揃えを提供する。

その商品カテゴリーには、アパレルとアクセサリー、美容と家庭用品、食品と飲料、硬貨、家庭用家具と装飾が含まれる。

170000平方フィートより大きい店のほとんどは、伝統的なスーパーマーケットに匹敵する様々な雑貨及び食糧項目のフルラインを提供する。

デジタルチャネルでは、店舗内に出店する商品を含む幅広い商品や食品の品揃えに加え、及び第三者が販売する補完品揃えも行う。

そのブランドには、「A New Day」、「Ava&viv」、「Cloud Island」、「Favorite Day」などがある。

(SBI証券より)

まず5月21日に2025年第1四半期決算発表を控えるターゲットですが、3月4日に公表した2024年第4四半期決算(2025年1月期決算)は前年同期比で売上は3.1%の減収、また1株利益、特殊要因を除く調整後1株利益ともに19.3%減と減収減益に終わったものの、以下のとおりアナリスト予想に対しては売上、利益ともに予想を上回っています。

そして注目の今期2026年1月期の通期見通しは、既存店売上高:1%前後の成長、1株利益及び調整後1株利益:8.80ドル~9.80ドルとしており、利益はアナリスト予想(中央値9.27ドル)をわずかに上回りました。

この銘柄の場合米国内からの調達が全商品の約半分にとどまっていることから、今後トランプ関税で多大なる影響を受けること、つまり通期見通しの引き下げは間違いない。

また関税引き上げの結果今後インフレが進み、雇用も悪化して景気が急速に冷え込むのではないかという懸念が高まっています。

ちなみに以下はここ最近のリセッションとリセッション期間の表となりますが、つまりこの表に”トランプショック”という名のリセッションが加わる懸念が高まっているということ。

ただ連続増配年数が50年を超える(53年)配当貴族、いや、配当王銘柄のターゲットはここに記載の過去4度のリセッションをすべて増配という形でくぐり抜けて来た。

とは言え今回の関税引き上げという荒手がどの程度影響を与えるかは全く未知数、ということで5%近い配当利回りでの購入を前提に安全を見て”配当を維持してくれれば十分”

と考えての買い増し候補選定。

一方のリース大手の三菱HCキャピタル(8593)。

【特色】三菱UFJグループ。日立キャピタルと21年4月統合。リース首位級。M&Aで海外展開加速

【連結事業】カスタマー54(4)、海外地域22(4)、航空11(13)、ロジ6(14)、不動産5(13)、環境エネ2(15)、モビリティ0(73)【海外】39 <24・3>

【連続最高益】需給逼迫で航空機上振れ。海上コンテナと鉄道貨車好伸。大型売却で不動産が伸びる。米国トラックと国内再エネの貸し倒れ下押しでも連続最高純益。26年3月期は航空機と物流が続伸して堅調。

【ロボット】搬送ロボット開発の国内企業と資本業務提携。サブスク型ロボサービスの提供目指す。海上コンテナ投資額が今期2000億円に。アセット1兆円に迫る。

【業種】 リース・消費者金融 時価総額順位 1/16社

(会社四季報より)

5月15日に2025年3月期第4四半期決算発表を控えるこの銘柄ですが、第3四半期決算発表時点での今期2026年3月期通期予想(当期純利益)は前期比9%の増益となる1,350億円の当期純利益を見込んでいます。

さらに1株配当についても前期の40円に対し8.1%増配の年間40円予想となっています。

この銘柄は当方が毎月アップデートしている「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」においてここ最近は配当利回りトップの銘柄となっており、現時点の予想利回りは3.97%と約4%の利回りとなっています。

「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」をアップデートしました(2025年4月末時点)早速ですが、「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」のアップデートを行いました。 取り上げた銘柄は、連続増配年...

尚、現時点の予想PERはターゲットが10.8倍、そして三菱HCキャピタルが10.5倍となっており、どちらの銘柄も価格が合理的であると考えての選定となりますが、あと少しだけ悩んで最終決定するつもりです。

(増配年数を妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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