銘柄研究

ここ最近のコカ・コーラ(KO)の株価下落をあまり心配する必要がないと考える理由

ここ最近コカ・コーラ(KO)の株価が下落しています。

以下は直近2ヶ月の株価チャート(青色)ですが、ダウ平均(赤色)と比較してもアンダーパフォームしている状況。

当方の場合、ついに含み益から含み損状態となりさらに損が拡大している状況となっています。(脇汗)

一体なぜ?

もしやあのバフェットが売却を開始したのでは?

という不安が一瞬よぎったのですが、いらぬ心配でした。

その理由はこちら。

こちらは同業ペプシコ(PEP)の同時期(直近2ヶ月)の株価を同じくダウ平均と比較したチャートですが、上記コカ・コーラとほぼ同じパフォーマンスとなっている状況が見て取れます。

さらに以下は同セクター、生活必需品セレクトセクターSPDRファンド(XLP)の同時期(直近2ヶ月)の株価を同じくダウ平均と比較したチャートですが、コカ・コーラ、ペプシコより良いパフォーマンスとは言えやはりダウ平均に対して劣後している状況となっています。

つまりここ最近の高金利と雇用市場の鈍化等が米国経済をスローダウンさせるとの懸念が高まっていること、つまりマクロ的要因が株価下落の理由である、と言えそうです。

(ちなみに10月9日にウォルマートの米国CEOが、新たなダイエット薬の普及が、顧客の食料品購入を減らしカロリーの高いものを控える原因になっている、と発言したことでコカ・コーラとペプシコ両銘柄の株価は大幅に下落しましたがその後は下げ止まっています。)

当方のように個別銘柄に投資している場合、株価の下落が続くと不安になりどうしてもいろいろと心配してしまいがち。

そういう時は今回のようにまずは同業他社のパフォーマンスと比較し、さらに同セクターのパフォーマンスを確認することでそんな不安を取り除くことができる場合が多々あります。

さらに言えば長期投資を前提とする場合、今回のような状況であれば下方修正や巨額訴訟等、業績の悪化を示唆する情報がなければむしろ”買い場”であると考えた方が良い。

とこれまでの経験から思っているのですがいかがでしょうか?

(株価下落=即買い的投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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