決算発表

アルトリアの2026年第2四半期決算 実績〇、対市場予想✕、通期見通し〇=保有継続

たばこ銘柄のアルトリア グループ(MO)が現地時間の7月30日に2026年第2四半期決算を発表しました。

概要は以下のとおり。

まず売上ですが、前年同期比でほぼ横ばいの6,111百万ドル。

これをたばこ製品別で見ると、以下のとおりメイン事業の紙巻きたばこは数量ベースで国内は2.9%減となったものの委託製造輸出用たばこ及び値上げでカバーし金額ベースでは0.7%の増収。一方無煙(Oral)たばこは競争激化に伴う数量ベースの減少(8.5%減)を値上げで補えず金額ベースでは5.3%の減収となっています。

次に1株利益ですが、会計基準ベースでは前年同期の1.41ドルに対し1.37ドルと2.8%減となりましたが、特殊要因を除いた調整後1株利益は、前年同期の1.44ドルに対し2.8%増の1.48ドルとなっています。

そしてアナリスト予想との比較ですが、以下のとおり売上(物品税控除後)はほぼ予想値と一致したものの、調整後1株利益は予想を下回っています。

最後に注目の今期2026年通期利益見通し(調整後1株利益)ですが、前期比3.5%~5.5%増の5.61ドルから5.72ドルと下限値を引き上げ上方修正しています。

尚、自社株買いについてですが。昨年10月29日には2026年12月31日までの期間で既存の10億ドルからら20億ドルに拡大することを決定しており、2026年も10億ドルの自社株買いを実施する予定に変更はありません。

以上、今四半期は売上が伸びない中でも調整後1株利益ベースではしっかりと増益を確保するというこの銘柄ならではの(?)決算となっており、通期見通しを上昇修正したことから来月8月の増配タイミングでの配当のお知らせでは昨年並みの増配(3.9%増配)は期待できそうです。

尚、発表当日の株価は四半期利益が予想を下回ったことで本記事執筆時点で大暴落しているようですが、「今までが明らかに買われすぎ。」と達観しており全く気にしていません。(いや、多少は気にするかな(笑))

ということで、

実績〇、対市場予想✕、見通し〇=保有継続

です。

(いまだ紙巻きたばこに大きく依存する銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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