11月16日にエクソン・モービルを売却した資金でベスト バイ（BBY）を買い増ししました。
と言っても米国ではお馴染みでも日本ではマイナーな銘柄ですので事業概要のご紹介から。
ベスト バイ（Best Buy Co Inc）は、消費者向けテクノロジー製品およびサービスの提供を行う。
【事業内容】
家電製品、電化製品、コンピューティングデバイス、携帯電話、エンターテインメント、その他の製品などの商品やサービスを顧客に提供する。
そのサービスには、コンサルティング、配送、設計、健康関連サービス、設置、メンバーシップ、修理、セットアップ、技術サポート、および保証関連サービスが含まれる。
2つの事業セグメントを通じて運営する。国内セグメントには、「Best Buy」、「Best Buy Business」、「Best Buy Express」、「Best Buy Health」、「CST」、「Geek Squad」、「GreatCall」、「Lively」、「Magnolia」、「Pacific Kitchen and Home」とドメイン名の「bestbuy.com」と「greatcall.com」などのブランドで米国のすべての州、地区、および地域での事業が含まれる。
国際セグメントには、「Best Buy」、「Best Buy Express」、「Best Buy Mobile」、「Geek Squad」のブランド名でカナダとメキシコのすべての事業が含まれる。
（SBI証券より）
今年の5月に初めて購入したこの銘柄ですが、8月30日に発表した第2四半期決算（ベスト バイの決算期は1月。）は、景気刺激策の恩恵を大きく受けた前年同期比では大幅な減収、減益となりましたが、アナリスト予想との比較では以下のとおり売上、1株利益ともに予想を上回り、特に1株利益は大きく上回る結果となっています。
また通期予想は、以下のとおり前期比で既存店売上で11％減、また調整後営業利益率は4％としています。
アマゾンが最大の稼ぎ時であるホリデーシーズン前に1万人もの同社史上最大のリストラに踏み切ることを発表したり、ターゲットの決算がかなり弱く需要減退を示唆したりと景気後退が足元まで迫っていることは明白。
しかもベスト バイは第2四半期中に自社株買いを中断した。
「にもかかわらずなぜ買い増し？？」
と言われればやはり高い配当利回り。
インカムゲイン投資家としてどうしてもそこに目が行ってしまうのが正直なところ。（脇汗）
ある意味これは本能とも言えましょう。（言い訳）
ちなみに購入時の配当利回りは4.6％
もちろんこの先のクリスマス商戦を含め来期にかけては厳しい状況が続くことは想定済み。
長期投資家として来年は辛抱の年と位置付けている。
だから次回来年3月に発表予定の増配タイミングでの配当のお知らせ、つまり増配には決して期待していない。
減配さえしなければ十分合格点。
と考えています。
（景気後退の影響をもろに受ける銘柄への現時点での投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。）
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