コラム

亡き父の友人来訪で考えさせられたこと

先日亡き父の友人のIさんから突然電話が。

「正直者君元気にしてた? 今度実家に行く用事があるんだけどまたN君とおじゃましていいかな?」

Iさんは現在東京在住ですが、もともとは新潟出身であり亡き父が若い頃から懇意にしていた方。とても律儀な方で「あなたのお父さんには大変世話になったんだ。」と実家に来た際は必ずと言っていいほど我が家に来て仏壇に手を合わせてくださいます。

またN君というのはIさんの中学時代の同級生で、これまた父とは懇意にしていた方であり、こちらは地元に住んでおりIさんと必ず一緒に来てくれます。

ということで先日二人で我が家に来てくれました。

気づけば約2年ぶり。

去年来れなかった理由はIさんの奥様が亡くなられたのと、Nさんが病気で2度も入院していたからとのこと。

ともに80代であり、「年は取りたくないもんだね。」との言葉に実感がこもっていました。

お互いの近況を話していると、定番の質問が。

Iさん「確か正直者君は60歳で定年退職したんだったっけ。で、その後働いてるの?」

(やっぱり来ましたかその質問。)

正直者「いやー、しばらく充電したら働こうと思ってはいたんですが、なんかズルズル来てまして、、、目下絶賛放電中です。(とはさすがに言わなかった)」

Iさん「奥さんは働いているんだよね?」

正直者「ハイ、変わらずパートで働いています。」

Iさん「そうですか、、、」

Nさん「毎日何してる?」

Iさん「暇でしょ?」

正直者「(庭を指さし)大した広さではないですが、畑とかウォーキングとかあとはまあなんやかんやで一日が過ぎてます。」

I「ふーん。でも(畑は)それほどの広さでもないみたいだけど。」

とそれ以上会話は続きませんでしたが、やはり怪訝そうなご様子。

このお二人ですが現役時代はそれぞれの仕事でそれなりのポジションまで出世され、60歳を過ぎても長きに渡りバリバリ働いた方々。

だからおそらくですが、60歳で仕事を辞めてしまうこと自体がまず考えられない。

仕事を辞めたらすることがないだろうと。

一体こいつは日々何をしているんだろうと。

(さらに妄想を膨らませれば)見たところ病気でもないみたいだし何か怪しいことでもしているんではないだろうかと。

当方とて正直に「趣味の銘柄研究を含む株式投資とブログ作成であっという間に1日が過ぎてます♪」と言いたいところですが、両名に対してそれを言ったら益々怪しい人間に思われてしまうでしょう。

ただ毎回このパターンで怪訝そうな顔をされるのもなんなんで、次回から、

「実は今までナイショにしていたんですが、60歳で会社を辞めた後は在宅勤務で企業分析等の経理の仕事を請け負ってましてね。これが結構いい稼ぎになってまして。」

って言おうかと思っています。

これ、あながちウソじゃないって思いません?

(株式投資の歪曲的説明ににあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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