早速ですが、「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」のアップデートを行いました。
取り上げた銘柄は、連続増配年数が20年以上の銘柄。
2025年5月末時点の配当利回り順のリストが以下となります。
左から、銘柄名(コード)、連続増配年数、配当利回り、予想PER、PBR、株価となっており、連続増配年数が20年以上の銘柄の出典元は「ザイ・オンライン編集部 (2023年12月2日公開)」。
但し、例えば3月決算会社の場合は2025年3月期決算発表時に公表された直近の配当をベースに連続増配年数をアップデートしており、今回は黄色で色づけた3月決算会社をアップデート済となっていますが、以下ピンクで色づけたリース会社2銘柄は新たに仲間入りした銘柄、つまり今回連続増配年数が20年に到達した銘柄となっています。
・芙蓉総合リース(株)(8424)
・みずほリース(株)(8425)
配当利回り1位ですがこれまで1位を死守して来たリース大手の三菱HCキャピタル(8593)が3位へと後退。変わって1位となったのが新たに仲間入りした同業のみずほリース(株)(8425)。
【特色】旧興銀系、みずほFGの顧客基盤活用。みずほFG、丸紅の持分会社。持分会社にリコーリース
【連結事業】リース・割賦95(4)、ファイナンス5(56)、他0(15) <24・3>
【増 勢】残高拡大の不動産伸長。契約実行急増のインドも貢献。持分益膨らみ最高純益。26年3月期も不動産とインド牽引。国内リースと旅客好調の航空機が着実。事業投資拡大。金融費用増こなし小幅前進。
【衛 星】超小型衛星開発のアークエッジ・スペース(東京)出資。衛星活用の新ビジネスで連携。海外再エネ事業の推進で九州電力と協業。互いの知見生かし共同投資。
【業種】 リース・消費者金融 時価総額順位 6/16社
【比較会社】8424 芙蓉リース,8439 東京センチ,8593 三菱HCC
(会社四季報より)
その名のとおりみずほファイナンシャルグループが筆頭株主であり、傘下にはリコーリースも抱えるこの銘柄、規模的には三菱HCキャピタル(8593)には大きく劣りますが、5月13日に発表した2025年3月期決算は、増収(+6.0%)、増益(営業利益+23.9%、経常利益+30.1%、当期純利益+19.4%)と好調。
一方今期2026年3月期通期予想は、営業利益45,000百万円(前期比8.1%減)、経常利益57,000百万円(同13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益43,000百万円(同2.3%増)と営業利益、経常利益は減益予想となっています。
そして2026年3月期の年間配当については、2025年3月期の1株当たり47円に対し2.1%増配の48円を見込んでいます。
5月末時点での配当利回りはみずほリースの4.47%に対し、三菱HCキャピタルが4.25%とそれ程差がなく三菱HCキャピタルの今期予想当期純利益は前期比18.4%増の1,600億円を見込んでいること、さらには規模の差も考慮すると投資対象としてどちらにするか迷うところですが、リース事業において重要指標となるROA、ROEは三菱HCキャピタルの1.2%、7.8%に対しみずほリースは1.8%、12.2%と高く投資対象としても面白いかな、と考えているところです。
以上、何はともあれ、本リストが皆様の銘柄選びの参考になれば幸いです。
(本リストを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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