配当

ベライゾンの次回配当のお知らせは9月3日(予定) たとえコロナ下でも増配ナシはあり得ないと言い切れる合理的理由

通信銘柄のベライゾン(VZ)ですが、増配発表のタイミングは毎年9月。

ということで、過去の増配発表日(配当宣言日)を確認したところ以下のとおりとなっていました。

「おー、1日ずつ前倒されているではないか、ということは今年は現地時間の9月4日か。」

と思ったのですが、よくよく見れば曜日はすべて木曜日となっており今年は9月3日のはず。

(通常配当は取締役会で決議されるわけですが、ベライゾンの場合開催は木曜日と決まっているのでしょう。)

この銘柄の過去の増配率は以下のとおり。

御覧のとおり判で押したように毎年2%前半。

というか、この銘柄の場合毎年0.05ドル(5セント)の増配を愚直に実施して来ているため増配率が逓減し続けている状況。

ちなみにライバルAT&Tも状況は全く同じ。

AT&Tより配当受領 コロナ下にあっても巨額の有利子負債を抱えるこの銘柄の保有を続ける理由8月4日に通信大手のAT&Tからの配当を受領しました。 AT&Tの場合増配タイミングは2月支払い時ですから、前回同...

ということで、今年もきっと四半期ベースでは1.25セントの増配を実施するはず。

と言うと、

「いやいや、確かに今まではそうだったかもしれないがさすがに今回は違うのでは?何と言ってもコロナ流行が、、、」

って声が聞こえてきそう。

ただそれは違う!、いやあってはならない!と言い切れます。

その理由がこちら。

こちらは直近第2四半期のキャッシュフロー(6ヶ月累計)の前年同期との比較。

御覧のとおりコロナ下にあっても営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローともに大幅に増加している状況。

だから配当に回す資金は十分にあるはず。

と言うか、1.25セントなんてセコイことを言わずもっと出せるはず、と正直思っています。

「いやいや、そうは言ってもこの先いつコロナが終息するかわからないわけだし、ここは借入返済を優先するのでは?」

って思う人もいるかもしれません。

でもその必要はナシ。

こちらは有利子負債残高の推移となりますが、直近第2四半期でも2019年末に対して残高はそれほど増加していない。

しかもフリーキャッシュフローは潤沢、ということで増配への障壁はないはず。

最低でも1.25セントの増配。

と信じ切っている中年投資家なのでした。

(業績を無視し続けひたすら同額を増配する銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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