現地時間の7月28日に飲料大手のコカ-コーラ(KO)が2026年第2四半期決算を発表しました。
概要は以下のとおり。

まず売上高はワールドカップキャンペーン効果もあり、4つの地域セグメントすべてで販売数量が増加し全体で5%増、そして為替(ドル安)の後押しや価格(値上げ)/ミックスが2%増となったこと等により前年同期比で7%の増収。
次に利益ですが、アルミ等原材料費は増加したものの、売上高の増加と営業費用の削減、さらには為替(ドル安)の追い風もあり会計基準ベースの1株利益は前年同期の0.88ドルに対して1.03ドルと16%増、また特殊要因を除いた調整後1株利益は、前年同期の0.87ドルに対し0.97ドルと11%増となっています。
そしてアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益共に予想を上回っています。

最後に注目の今期2026年通期見通し(NONーGAAPベース)ですが、以下のとおり売上(通貨変動や買収などの影響を差し引いた実質売上):約5%増、調整後1株利益:9%~10%増としそれぞれ前回見通しから引き上げています。

尚、現在コカ・コーラは移転価格税制に関し税務当局(IRS)と訴訟中となっているわけですが、訴訟(勝訴しなかった場合)の影響については加味していない点には引き続き注意が必要です。
以上、第2四半期はインドでの市場シェア喪失は懸念事項ではあるものの、増収増益、また市場予想を上回ったばかりか売上、利益共に通期見通しを上方修正したことは大いに評価でき、持続的なインフレや長引く中東紛争等によるマクロ経済の不確実性の高まりの中この銘柄の強さを見た決算だったと言えます。
ということで、実績〇、対市場予想〇、通期見通し〇=保有継続です。
(何やかや言ってもトータルリターン(10年)が市場平均に劣後する銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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