エネルギー大手のエクソン・モービル(XOM)が現地時間の7月31日に2026年第2四半期決算を発表しました。
まずこちらがセグメント別の調整後当期利益を左から2026年第2四半期、2026年第1四半期の順に並べたもの。
主力のUpstream(アップストリーム)事業は、中東での操業支障によるマイナス影響はあったものの、原油価格の上昇、パーミアン盆地での日量180万バレル超という記録的な生産、カザフスタンにおける操業停止がなかったこと等により改善。
Energy Products(エネルギー製品)事業は、定期修繕の影響によるマイナス要因はあったものの、米国湾岸での高い設備稼働率と記録的なディーゼル生産により増加。
Chemical(化学)事業は、北米における原料コストの優位性と、安定操業によってマージンを確保できたことにより改善。
Specialty Products(特殊製品)事業は、マージン拡大や、中東地域での好調な対応により改善。
結果合計では第1四半期の87億7200万ドルに対し、67%増益の146億8000万ドルとなりました。
尚、調整後1株利益は以下のとおり2026年第2四半期の2.09ドルに対して3.52ドルと68%増となっています。
ただアナリスト予想との比較では以下のとおり売上は予想を大幅に上回ったものの、調整後1株利益は予想を下回っています。
(ちなみにエネルギー銘柄の場合将来の原油価格を予想することは極めて困難なため、アナリスト予想との比較をそれほど重要視する必要はないと考えています。)
尚、2026年に200億ドルの自社株買いを実施する計画に沿って今四半期は51億ドルの自社株買いを実施しています。
以上、第2四半期は4年ぶりの四半期最高益を記録、また累計でも好決算となり、否が応でも今年の増配に期待が高まるわけですが、最高財務責任者(CFO)ニール・ハンセン氏は「エクソンは配当や自社株買いを増やす前に、バランスシートのさらなる改善に注力している。第2四半期に純負債を70億ドル削減した。」と述べており、過度な期待は禁物かと。
ということで、昨年と同程度の4%増配を見込んでおけば失望することもないと考えています。
(中東情勢の影響をモロに受ける銘柄への 投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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