配当

ハーシー(ズ)より配当受領 長い目で保有継続

6月17日に米国のチョコレート市場で大きな存在感を誇るハーシー(ズ)(HSY)から配当を受領しました。

今回も前回同様1株当たり1.37ドルの配当となっています。

直近の業績ですが、現地時間の5月1日に発表した2025年第1四半期決算は売上は価格の影響が+2%となったものの、ERPシステム導入を控えた計画的な在庫の積み増し、イースターシーズンが2024年と比較して2025年は時期がずれたこと、そして前年同期と比べて出荷日数が2日少なかったこと等の要因から販売数量が15%減少したこと等により13.8%の減収。

そして利益(調整後1株利益)は、主に原材料および製造コストの上昇により以下のとおり前年同期の3.07ドルに対して2.09ドルと31.9%の減益に終わっています。

ただ2025年通期見通しは、前回予想の売上高成長率:少なくとも2%、1株利益成長率:40%台後半の減少、調整後1株利益成長率:30%台半ばの減少を維持しています。

但し、今回の見通しには、2025年第2四半期に見込まれる関税費用(約1,500万ドルから2,000万ドルの追加関税費用)のみが含まれている点、つまり関税が免除されない場合は、在庫の消化に伴い第3四半期以降最大1億ドルの損失につながる可能性がある、としている点に注意が必要です。

歴史的なカカオ価格の高騰に加えトランプ関税で非常に厳しい状況のこの銘柄ですが、暗い話題ばかりではない。

それが健康志向の商品で知られるポップコーンブランドのオーガニックスナック製造会社レッサーイービル(LesserEvil)社の買収。

買収額は7億5千万ドルとのことで、決してスケールの大きな買収ではありませんが、スナック事業拡大の一環として健康志向のスナック市場での存在感を高める戦略に沿った買収となっている点で納得できます。

買収期待(される方)で購入したこの銘柄ですが、長い目で見ていきたいと思います。

(歴史的なカカオ価格の高騰に加え関税でも苦慮する銘柄への投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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