6月9日にリース大手の三菱HCキャピタルからの期末配当を受領しました。
今回1株当たり20円の配当、年間では40円と前期比8.1%の増配となっています。
直近の業績ですが、2025年3月期決算は、売上は前期比で7.2%の増収、また営業利益(+28.0%)、経常利益(+27.7%)とともに3割近い増益。

そして(親会社株主に帰属する)当期純利益は、海外地域セグメントと環境エネルギーセグメントにおいて貸倒関連費用が増加したものの、連結子会社であるJSA International Holdings, L.P.およびその子会社の決算期変更にともなう決算取込期間の調整による期初計画織り込み済みの増益効果に加え、航空セグメントとロジスティクスセグメントの好調な業績推移や、環境エネルギーセグメントの海外インフラ案件売却に係る投資有価証券売却益の計上などにより、前期比113億円(9.1%)増益の1,351億円となりました。
また注目の2026年通期予想は、海外地域セグメントの貸倒関連費用減少や、環境エネルギーセグメントで前期に計上した大口貸倒関連費用と減損損失の剥落、カスタマーソリューションセグメントをはじめとする事業の伸長を見込むことから、以下のとおり前期比248億円(18.4%)増益の1,600億円としています。

三菱HCキャピタルと言えば優良配当銘柄の代表格であり、その連続増配年数は26年に達し配当貴族銘柄となっているわけですが、輸出入取引を行っていないためトランプ関税による直接的な影響が限定的である点も見逃せません。
もちろん間接的な影響、つまり世界的に景気が減速あるいは後退する状況となった場合には当然影響を受けるわけですが、それはこの銘柄に限った話ではない。
ということで、27期連続増配となる2026年3月期の配当(1株当たり40円⇒45円 12.5%増配)への期待大です。

(連続増配銘柄への妄信的投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。
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